こんにちは!ツッチーです。
夏休みも終わり、受験生はそろそろ志望校も定まってきた時期でしょうか?
「受験校は決まったが第1志望はまだ決まっていない」
「大学附属校か進学校かで迷っている」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような皆さんのために、今回は「大学附属校のメリット・デメリット」を私の実体験をもとにお伝えしたいと思います。
この記事はこんな方におすすめです。
この記事がおすすめな人
・学校選びで国公立か私立かを悩んでいる
・大学附属校か進学校かを悩んでいる
・大学附属校について知りたい
・上記に当てはまる学生並びに保護者の方
進学して良かった!と思うこと(メリット)
受験勉強が必要ない
多くの方が挙げるメリットでもありますし、大学附属校の1番のメリットと言っても過言ではないのではないでしょうか。
私が卒業した附属校では、3年生で留年しない限り、ほぼ100%の学生が内部推薦を受けることができます。私自身、内部推薦という形でエスカレーター式で大学に進学しました。
受験勉強が必要ない分、自分の好きなことや頑張りたいことに時間を費やすことが可能です。「資格」、「音楽」、「スポーツ」、「プログラミング」などはもちろん、高校生で長期留学することも可能です。
また、保護者の方にとって「子供が受かるか否か」という緊張を1回経験するだけで済むというのは嬉しいのではないでしょうか。
交友関係が維持しやすい
大学附属校では「一生の友達ができる」と言う方が多いです。うろ覚えですが、私は学校説明会か入学式で学校に言われました。事実だと思います。しかし、これは附属校でなくても言えることです。
正確には、「卒業後も交友関係を維持しやすい」が附属校のメリットになります。
附属校の生徒(以下、内部生)の多くは内部推薦で内部進学するため、高校時代の交友関係はほぼ切れることなく大学生活に引き継がれます。そのため、一緒に授業を受け、試験勉強をしたり、キャンパス内でたまたま会って遊びに行ったりすることも可能です。
大学の雰囲気を事前に知れる
附属校は大学との繋がりが強いところが多いです。
実際、私が卒業した附属校では
- 大学での特別講義が年2回
- 大学の授業の先取り(「高大連携プログラム」)
- 大学の施設を借りての部活動
- 大学・體育會主催の附属校限定の大会や合同練習
といったことが行われていました。(私が知らないだけでもっとあるのかもしれません。)そのため、大学の制度や授業の雰囲気、體育會の雰囲気などを前もって体験することができます。高校との違いに戸惑うことなく、円滑に大学生活へ移行できます。
気を付けて…と思うこと(デメリット)
外部受験は困難…
先述の通り、内部生の多くは内部推薦を用いて附属の大学に進学することができます。そのため、試験期間を除いて「全力で勉強する」という雰囲気は低く、受験に対するモチベーションを維持するのは難しいです。
また、附属校のカリキュラムは受験を前提としていないところがほとんどです。そのため、内部生が他大学を目指すとなると学力は十分でなく、予備校等に通う必要が出てきます。さらに、附属校によっては内部推薦を辞退する必要があります。
とことん落ちぶれる人も…
附属校では補習の最低ラインが低いもしくは補習が無いところが多いです。極端に成績が悪い場合には留年となりますが、それ以外の対応はありません。私が卒業した附属校には高校生を6年間経験し、20歳を過ぎていた生徒もいます。(噓のようで本当の話です。彼がその後、卒業できたのかはわかりません。)
また、留年を免れたとしても内部生の学力は受験生に比べて乏しく、大学で苦労する人も多いです。(私の場合、英語が壊滅的でした…)
まとめ
この記事では、「大学附属校のメリット・デメリット」についてお伝えしました。
- 受験勉強が不要。自分の好きなことや頑張りたいことに時間を費やせる。
- 卒業後も交友関係が維持しやすい。時には協力も。
- 大学との繋がりが深い。雰囲気を前もって知れる。
- 外部受験は困難。受験するなら相当の自主努力が必要。
- 校内成績の最低ラインが低い。大学で苦労するかも…

将来は附属の大学に進学することを決めていて
附属校生活で頑張りたいことが明確な人
には良さそうだねぇ

今はまだ頑張りたいことが明確でなくても
将来に向けて努力できる意志の強いにはおすすめかな

一方で、
試験前にしか勉強できない人やすぐに遊んでしまう人には
あまりおすすめできないです…